TOPO Athletic/マグニフライ3でナチュラルランにトライしてみよう!


今回は話題のナチュラルシューズ「TOPO Athletic(トポ アスレチック)/MAGNIFLY3(マグニフライ)」をご紹介!

TOPOブランドはナチュラルシューズに属するシューズで、シューズの良い部分と裸足の良い部分をミックスさせたようなシューズです!

ランニングフォームを意識したい方にはオススメですし、初心者の方にも履いて頂きたいシューズです!

TOPOブランドの中でマグニフライ3は軽量クッションモデルとなりどのレベルのランナーにもオススメできるシューズです!

今回はナチュラルシューズ(ドロップの有無)の特性もふまえ、マグニフライ3をご紹介していきます!

TOPO Athletic(トポ アスレチック)とは

まずはTOPO Athletic(通称:TOPO)のブランド紹介!
TOPOは"Vibram Five Fingers"の生みの親としても知られるトニー・ポスト氏によって創設されたブランドです!

トニー・ポスト氏の頭文字からブランド名の「TOPO」が名づけられたようですね!

そしてVibram Five Fingersとはあの有名な5本指シューズです(^^)
ただし、TOPOはVibram Five Fingersの5本指シューズとは異なり、
・シューズ型のデザイン
・クッション性が適度にある
と誰でも履きやすいシューズとなっております!

もちろん自然に走れるというコンセプトはブレておらず、
・指先の自由度が非常に高い
・低ドロップ(爪先と踵の高低差が少ない)
であることから、クッションの上で足裏や身体を裸足に近い状態の動きに近づけることができます!
→これが心地よい(^^)

ちなみに自身は足幅がやや細身(D幅相当)ですが、中足部~踵部にかけてのフィット感が絶妙に良く、心地よく履けています!
一般的なWIDE幅とはまた違った履き心地なんです!
もちろん足幅が広い方(4E相当)も問題なく履けるケースが多いシューズです!
また、外反母趾や内反小趾といったトラブルを抱えている方にも好まれる場合が多いです!

TOPOはクッション性やドロップの高さによりシューズを選べるようになっており、トレイルランニングシューズも展開しています!


ちなみにドロップとは写真のような爪先と踵の高低差で、TOPOはこのドロップを0~5mmをメインに展開しています。


一般的なメーカーですと10mm前後のドロップを付けることが多く、これはこれで走りをアシストしてくれるようになりますが、あくまでTOPOは自然に走れることをコンセプトにしているのでドロップを5mmまでに抑えています
一般的にはドロップが5mm前後のシューズをナチュラルシューズと表現されることが多く、5mmと10mmではミリ単位ですが走りの感覚は大きく変わります!
そのままですが踵がぺったんこになった感覚です(^^)

さて、ここまで当たり前のようにドロップという言葉を使用してきましたが、ここでドロップを低くすることと高くすることのメリットとデメリットについて触れておきます!
※あくまで個人の感覚と経験です

ドロップが高いことのメリット
・履きなれた感覚で履きやすい
 →普段履きのシューズと感覚が似ている!(ドロップの感覚が)
・足元の体重移動をサポートしてくれる
 →疲れた時にも足を前に進めてくれる!また、走り方が分からない初心者の走りをサポートしてくれる!

 

・疲れてフォームが崩れた時もダメージを抑えてくれる
 →重心が落ち、着地位置が踵寄りになった際にも衝撃をカバーしてくれる

ドロップが高いことのデメリット
・裸足で走った時とは身体の動かし方が異なる部分がでてくる
 →身体本来の動かし方ができないまま走ることで、関節や筋肉に負荷がかかることがある
  また、クッションがあることで痛みが出るまで関節や筋肉に負荷がかかっていることに気付かないことがある

ドロップが低いことのメリット
・ドロップに頼らない身体本来のナチュラルな動きがしやすくなる
 →筋肉や関節の負荷が少なくなり効率よく走れるようになる
  究極は裸足でクッションに頼らないことですが、負荷(地面からの衝撃)が大きいので注意!
・トレイルでの足さばきがよくなる
 →足が自由に動くことと、指先の踏ん張りがきくようになることでトレイルが楽しくなる!

ドロップが低いことのデメリット
・走り慣れていない方やフォームにクセのある方がそのまま移行すると、筋肉に負荷がかかりすぎることがある
 →筋肉の痛みや怪我に繋がることがあるので、徐々に慣らしていくのがオススメ!
・慣れるまでは疲労がたまりやすい
 →使える身体の部位が増えることで正直疲れやすいですが、プラスにとらえると今まで使えていなかった部位が使えるようになっているということ!

最初の方にも記載しましたが、TOPOは適度なクッション性を搭載しているので、ナチュラル系シューズの中ではケガのリスクは低いように感じます!
こういったシューズを待っていた!的なシューズです(^^)

また、自身の経験からも、ドロップが低いシューズを履くことで身体に負担のない自然な走りにある程度は近づけられるシューズだと強く思っています!
実際に現場でも膝や足首といった関節に悩むランナーさんが、高ドロップシューズから低ドロップシューズに切り替えて頂きトレーニングを続けて頂いたところ、関節のトラブルが無くなり(痛みがなくなり)走るのがまた楽しくなりました!というお声を頂くことも度々ありました!
もちろん同時にフォームのアドバイス等も実施はしていましたが、シューズを変えたことでの影響も非常に大きかったように感じました!

また、2021年にはAPMA(AMERICAN PODIATRIC MEDICAL ASSOCIATION)の認証を取得したシューズも一部でてきました!

APMAとはアメリカの認証制度ですが、足の健康に有益且つ一定の効果が認められ、足病医(アメリカの国家資格!)による審査を通過した製品のみに与えられる認証です!

ますますTOPOのシューズに注目ですね(^^)

MAGNIFLY3(マグニフライ3)をレビュー!

それではマグニフライ3をレビューします!

最初にも出てきた画像ですが、これがすごくお気に入りなんです!
こちらは0mmドロップのランニングシューズ!
0mmといってもクッション性はしっかり搭載されている部類になるので、誰でも履けるナチュラルシューズという表現ができそうです(^^)

また、前述したAPMAの認証を取得しているシューズです!


クッションの感覚も着地は程良い柔らかさで(嫌な沈み込みはしない)、蹴り出し時にはしっかり芯があるような感覚で、着地から蹴り出しまで気持ち良いシューズです!

この感覚はMulti-Density Midsoleという硬度の異なる2層構造のミッドソールになっているためです!

1層は足に対して柔らかいクッション、もう1層は地面に対して反発性が高いクッションになっています!
また、爪先部が少し反り上がった形状にもなっているので、スムーズに前に進みます!

初心者の方でも、経験者のサブシューズとしてもオススメです!

マラソンで表現すると、完走目標~サブ3.5までと幅広いレベルのランナーがはまりそうです!


個人的な使用シーンとしては普段のジョグやLSD走の時をメインに使用しています!
走りを意識するトレーニングの時に使用するイメージですね!
着地等を意識しながら走ると時間もあっという間です(^^)

前足部はラウンド形状で、指先周りのストレスがほとんどありません!

長時間履いていても安心です!

インソールも他社製品と比較すると横幅が広め!(上が他社インソール、下がTOPOインソール)

見た目は数mmですが、足にとっては大きな違いに!

これだけ特徴があるシューズなら履いてみたくなりますね(^^)

最後に

ナチュラルシューズ(ドロップの低いシューズ)に興味がある方にTOPOは本当にオススメのシューズブランドです!
なかでも迷ったらマグニフライ3がオススメ!
せっかくなら0mmドロップをお試し頂きたい(^^)

是非今回の記事をシューズ選びの参考にしてみて下さいね!

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